サーチナ
S氏の相場観:冷や汗のAIGと涙のリーマン
2008年 9月17日(水) 12時7分
カリスマトレーダーS氏が斬る、独自情報による市場展望
今朝のニュースでAIGにつなぎ融資を実施し、株式の約80%を取得する方針と伝えられ、実質AIGの破綻は回避されたことになりました。これにて金融不安はひと段落となりそうなのですが、どうも情報の流れが変というか、腑に落ちない感じが強いのです。
週明けだった昨日の東京株式市場はリーマンの破綻を切欠に暴落したNY市場の流れを引き継ぎ暴落となったのですが、その暴落の最中に朝方の外資系の注文は大幅な買い越しでありました。そして、今日は東京市場の取引が始まる直前にAIGの救済策が発表され、日経平均は反発の流れで始まったのですが、今朝の外資系の注文は売り越しでありました・・・。
そもそも米が拠点のAIGの救済云々の話が、東京市場の開場に合わせるように出されてくるという事自体がおかしいように感じます。自然な相場の流れとはとても思えないというのが、正直な感想であります。
しかし、確かにAIGをつぶしたら大変なことになりますが、先につぶされたリーマンがかわいそうと思ったりするのは私だけでしょうか。どうやらリーマンの子会社に融資をして、何とか助けようとしたようなのですが、結局は隠れてこそこそとやってもダメだったという結果がリーマンの破綻であり、同じことをやってもAIGはつぶれると判断して、一気に助けたという話も聞きますので、当局は差別しているというよりも四苦八苦しながらなんとかしようとしているようにも見えるのですけど、やはりなんとなく可哀そうな気がします。
まあ、今まで無茶に儲けようとしてきたつけなのでしょうけれどもね。(執筆者:S氏<日本株ブロガー第1号、カリスマトレーダー>)
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