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【中国】福原愛〜日中で愛される卓球選手、五輪メダルも射程内
2008年 8月 7日(木) 14時17分
■「泣き虫愛ちゃん」が一流選手に成長
女子卓球選手。北京五輪大会は2004年のアテネ大会に続き2度目のオリンピック出場。
関連写真:そのほかの福原愛の写真
1988年11月1日生まれの19歳。宮城県出身。所属はANA。競技を始めたきっかけは、部活で卓球をしていた兄の姿を見て「やりたくなった」から。
3歳から英才教育を受けた。天才少女として紹介されると同時に、負けた時に悔しさのあまり涙することから「泣き虫愛ちゃん」などとも呼ばれ、アイドル的存在になった。
5歳10カ月で小学校5年生以下の全日本選手権「バンビの部」で優勝。史上最年少だった。小学校4年でミキハウスと専属契約して、プロになった。中学では卓球を続ける環境を考え、青森に越した。14歳で世界卓球選手権に出場。日本人選手で唯一、ベスト8に進んだ。
2004年のアテネ五輪大会では、個人戦で4回戦まで進んだ(対戦相手はキム・キョンア=韓国=)。
■中国で「武者修行」、一流選手倒した試合も
2005年3月にはミキハウスとの契約が終了し、グランプリと契約。4月からは卓球強国の中国でも最もレベルが高いスーパー・リーグの遼寧本鋼で活動を始めた。06年3月には同リーグの広東佐川急便に移籍。同年8月には早稲田大学スポーツ科学部を受験し合格した(をトップアスリート入学試験)。07年4月には全日空と所属契約した。
2008年になってからは、広東省広州市で2月に開催された世界卓球選手権の予選リーグ団体戦の韓国戦で第1試合は負けるなどで日本チームは1対2(1勝2敗)と追い詰められたが、同チームの平野早矢香選手が勝ち2対2に盛り返した後の第5戦では勝ち、逆転勝利に貢献した。同選手権で銅メダルを獲得した。
5月に吉林省長春市で行なわれたフォルクスワーゲン中国オープンでは、シングルスの2番手として登場し、2007年のザグレブ世界選手権で優勝した中国の郭躍選手に3対1で勝利した。
国際卓球連盟が2008年7月3日に発表した世界ランキングでは女子12位。
■日中友好のシンボル的役割りも担う「お人形」
中国をベースに活躍していた05年、中国中央電視台のインタビュー番組にした際、選手活動の家族全体への影響について質問を受け、涙した。当時は小泉首相の靖国神社参拝問題などで、中国では反日感情が強かったが、福原選手に対しては「まるで犯人を尋問しているようだ」など同情が集まった。
同事件は、中国での「福原人気」を盛り上げた。その後、福原は胡錦濤国家主席の来日時に同主席と卓球をしたり、北京五輪の聖火リレー(長野)でランナーを務めるなど、日中友好のシンボル的な役割りも担うようになった。中国でのニックネームは「瓷娃娃(ツーワーワー=陶器のお人形=)。愛くるしい顔立ちで、肌もつるりとして美しいからという。(編集担当:如月隼人)
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