2008年 2月 4日(月) 9時18分
【中国】[サーチナ30]万科企業:販売好調、開発も拡大
◆万科企業(バンカキギョウ、200002) - 株価 - 企業情報
【企業概要】中国政府系の香港コングロマリット、華潤集団(チャイナ・リソーシズ)を筆頭株主とする大手不動産デベロッパー。本社は深センだが全国規模で事業展開しており、とくに珠江デルタ、長江デルタ、環渤海圏など沿海部の主要都市で住宅を開発・販売している。利益を追求し過ぎず、いい住宅を最低価格で提供するのがモットー。2006年末までに国内20都市以上で9万戸を超える住宅を供給した。従業員数約1万3000人。84年に設立し、91年に深セン証券取引所で2番目にA株上場。93年に同B株上場を果たす。時価総額は深セン市場でトップクラス。
【直近の業績・活動】07年6月中間期業績は、売上高が前年同期比66.4%増の110億9652万元、純利益が同31.3%増の16億6800万元と2ケタ増収・増益を達成した。住宅販売面積は同89.0%増の231万2000平方メートル、販売金額は136.4%増の174億7000万元(売掛分を含む)。
エリア別では、本社のある深センの販売面積が8万3000平方メートル、販売金額が14億3000万元。「第五園」「万科城」「金域藍湾」などの住宅物件販売が貢献した。上海の販売面積は28万7000平方メートル、販売金額は33億2000万元。「新里程」「藍山小城」「紅郡」などの住宅販売がおもな収入源となった。このほか、武漢、東莞、無錫、天津、広州などにおける住宅販売も好調だった。
代金回収済みの住宅販売面積は前年同期比36.0%増の122万5700平方メートル、同販売金額は67.3%増の109億4000万元に。開発中のため契約済みながら代金未回収の住宅販売面積は214万9000平方メートル、同販売金額は147億9700万元に上っている。
07年の新規住宅開発目標(面積ベース)を1000万平方メートルとしていたが、上期には521万平方メートルを完成した。さらに07年6月末時点で2000万平方メートル以上の新規開発計画が決まっている。
中国政府による小型住宅開発奨励策「90/70」(集合住宅開発において面積90平方メートル以下の物件を70%以上配置する)に沿って、07年4月、全国初の「90/70」対応型集合住宅を杭州に開発。好評を博した。
このほか、上海中橋基建(集団)が保有していた浙江万科南都房地産の株式20%を買い戻し、上海恒大集団などから上海市内の複数の住宅開発物件を購入するなど、長江デルタ地域での投資を拡大している。(編集担当:サーチナ・ファイナンス事業部)
…………この銘柄の今後の展望などについて、「サーチナ中国株30 2008年上期版」(PDF版)にて。
【サーチナ業績レーティング】総合:−→B
(レーティングの詳細についてはこちら)
万科企業の損益計算書主要指標
| 売上高 | 営業利益 | 純利益 | EPS
| | 2003年12月 | 6,380.06 | 823.39 | 542.27 | 0.38
| | 2004年12月 | 7,667.22 | 1,271.48 | 878.00 | 0.39
| | 2005年12月 | 10,558.85 | 2,042.79 | 1,350.36 | 0.39
| | 2006年12月 | 17,848.21 | 3,453.48 | 2,154.63 | 0.54
| | 07年12月(予) | 20,000.00 | 3,800.00 | 2,900.00 | 0.45 | 売上高・営業利益・純利益は百万元、EPSは元。純利益、EPSは香港経済日報(2007/12/12時点)による集計、それ以外の予想値は独自算出。
■関連トピックス < 経済 > 中国企業 > 万科企業 > < 中国株 > 銘柄 > サーチナ30 >
|