|
|
|
|||
| Yahoo!ファイナンス |
| トップ > 株式ニュース > ロイター - 2006年 2月 7日(火) > |
|
2006年 2月 7日(火) 15時59分
UPDATE2: クレジット市場動向=見送り姿勢、CDSは東芝にワイドな取引
<対国債スプレッド> 政保債(公営) 10年 3.5─4.5bp 利金債(みずほ)5年 9─10bp 地方債(東京都)10年 5─ 6bp 電力債(東電)10年 8─ 9bp -------------------------------------------------------------------------------- [東京 7日 ロイター] クレジット市場は、あす以降のイベントなどを控えて国債 市場がこう着相場となるなか、一般債もセカンダリー中心に見送り姿勢が強まっている。 一方、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場は、東芝<6502><0#6502=JFI> が小幅にワイドニングしている。東芝は6日夜、英国原子燃料会社(BNFL)との間 で、同社のグループ会社であるウェスチングハウス(WH)の全株式取得に関する契約を 締結したと正式に発表。これを受け、複数の格付け会社が東芝の格付けを引き下げ方向で 見直すとの見解を示しており、同社CDSは、前日海外市場の流れを引き継ぐ形でプロテ クション買いが先行した。東芝のほかには、CDSインデックスやセイコーエプソン <6724><0#6724=JFI>、荏原<6361><0#6361=JFI>、伊藤忠商事<8001><0#8001=JFI>な どに取引が見られている。 国債市場は、こう着商状。新発10年国債利回りが午後3時過ぎ、1.600%で出合 いを付ける場面があったが、全般は狭いレンジ内にとどまる動きが続いた。日銀金融政策 決定会合や福井日銀総裁会見など日銀イベントのほか、10日の12月機械受注、15─ 16日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、17日の10―12月期GDPなど内外イ ベントが目白押し。このため、市場には、様子見姿勢が強まっている。 一般債市場も、「セカンダリー中心に手掛かり難」(国内証券)とされていたが、新発 債需給の動向などを踏まえ、「需給は全般的に底堅い」(別の国内証券)とみられている。 CDS市場は引き続き、取引銘柄が少なく、閑散な状況。iTraxxCJのシリーズ 4が24.5bpで出合ったほか、セイコーエプソン<6724><0#6724=JFI>が33bp、 荏原<6361><0#6361=JFI>が54bp、伊藤忠商事<8001><0#8001=JFI>が28bpなど に取引。 こうした中で、「きょうの取引の過半を占めた」(国内金融機関)という東芝にワイド な取引が目立っていた。同社CDSは前日海外市場で25.5bpをつけ、きょうは27 bp、3年が16bpで出合った。 東芝は6日夜、英国原子燃料会社(BNFL)と、同社のグループ会社であるウェスチ ングハウス(WH)の全株式取得に関する契約締結を正式に発表。取得額は、当初の見方 を上回る54億ドル(約6210億円)規模となり、東芝の出資比率は51%以上で、残 りの部分は共同出資者が保有する予定。 今回のWH買収を受け、複数の格付け会社が格下げ方向で見直す方針を示した。格付投 資情報センター(R&I)が6日、東芝の発行体格付け(現在「A」格)を格下げ方向で レーティング・モニターに指定。一方、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日 、 東芝の無担保長期債務格付け(現在「A3」格)を引き下げ方向で見直すとアナウンス した。いずれも、今回買収が財務面に与える影響などを考慮したもので、東芝のCDSに は、「前日海外市場の流れを引き継ぐ形で、プロテクション買いが先行した」(国内金融 機関)という。 ただ、きょうの取引水準(27bp)では、「プロテクション売り需要が厚かった」 (国内金融機関)といい、ワイド化の勢いは限定的との声もあった。 また、フィッチも7日夕、東芝の格付け(現在「BBB+」格)をネガティブウォッチ に指定した。 三菱UFJ証券・金融市場戦略部チーフ・クレジットアナリストの三島拓哉氏は、今回 買収に関し、1)取得額の半分程度(3000億円余り)は、株主資本比率や負債比率への 直接的な影響は限定的、2)事業面では、長期的な需要や投資リターンの十分な獲得に不 透明さは残るが、原発事業や同技術の強化自体は事業リスク上プラス要因──との見解を 示す。 ただ、同社の業況について、「特に06年後半以降、フラッシュメモリーなど主力製品 群で海外メーカーとの競合や価格低下圧力の高まりで、同年度以降の業績トレンドについ て楽観視していない」とし、エレクトロニクス関連事業に対する懸念などから「信用力の 方向性としては当面ベアにみている」としていた。 他方、各種報道などによると、今回買収にあたり共同出資者には、三井物産<8031> <0#8031=JFI>や丸紅<8002><0#8002=JFI>のほか、米ショー・グループ 磨<7013><0#7013=JFI>などのネームが挙がっているが、これらのCDSについて、目立 っ た動意は観測されていないもよう。 ソニー<6758><0#6758=JFI>がSB発行を検討しており、市場観測では、期間4年、 7年、10年の3本建てで総額800億円以上とみられているもよう。 午後中盤の同社CDSは24─25bp程度の気配が示されていたが、「夕方も、ほぼ 変わらずの水準」(別の国内金融機関)という。 サムライ債では、米ゼネラル・モーターズ(GM) ターズ・アクセプタンス・コーポレション(GMAC)<0#1169=JFI>について、「目立っ た動きは見られないが、前日海外市場でやや拡大気味で推移した流れを受け、気配はやや ワイドではないか」(外資系証券)との声があった。 市場には、6日のGM取締役会で、GMAC売却に絡む進展に期待感を寄せる向きもあ った。このため、そうした期待感がはく落したほか、「GMAC売却をめぐる慎重な見方 からGMへの投資判断の引き下げた独金融機関のリポートなども、投資家心理に消極的に 働いた」(外資系証券)とされている。 GMは6日の取締役会で、大株主で著名投資家のカーク・カーコリアン氏の側近で、ク ライスラーや米IBMの最高財務責任者(CFO)などにを歴任したジェリー・ヨーク氏 を社外取締役に迎えることを決めた。 市場では、「リストラの進展や減配などは、クレジット面で当然、ポジティブに受け止 められるだろうが、市場は引き続き、GMAC売却をめぐる動向を注視する姿勢だ」(別 の外資系証券)という。 <CP発行市場> CP発行市場は、総額で1500─2000億円程度とみられている。市場関係者によ ると、発行レートは、期内物こそ落ち着いているが、期越え物が強含み傾向という。関係 者からは、「前日来、市場に安心感があった最上位格銘柄などにもレート上昇の動きが見 られており、資金の出し手にも慎重な姿勢が目立っていた印象だ。きょうの6カ月TB入 札結果などからは余剰資金の潤沢さがうかがえるが、CP市場は弱地合いがなお続きそう だ」(国内金融機関)との声が聞かれた。 ※TRAC─X Japanの個別銘柄のクロージングレートは、 契約によっては、ご覧頂けないこともあります。 ※東京金融先物取引所(TIFFE)のCDS参考値は、<0#CDSJAPAN=TIFF> |
|
次の記事: [イーコンテクスト<2448.OJ>、2005年12月中間単体決算予想=当期利益3.71億円、上方修正] 前の記事: [シドニー株式市場・大引け=反落、ウッドサイドやAWBが安い] |