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2005年 3月18日(金) 18時48分
来週のクレジット市場=期末接近で動意薄か、海外市場動向に関心も
<今週末の対国債スプレッド> 政保債(公営) 10年 5.0─5.5bp 利金債(みずほ)5年 8─ 9bp 地方債(東京都)10年 5.5─6.5bp 電力債(東電)10年 7─ 8bp -------------------------------------------------------------------------------- [東京 18日 ロイター] 来週のクレジット市場は、3月決算期末を直前に控え、 全般は動意薄の状況が続きそう。一方、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市 場は、期末に絡んだ取引が中心。ただ、全般的にワイド化傾向で推移する中、海外クレジ ット市場の動向にも関心が寄せられている。 今週のクレジット市場は、3月決算期末が間近に迫る中、市場は基本的に見送り姿勢。 新発債の起債も一巡し、セカンダリー市場では取引を積極的に手掛ける向きは少ない。 一方、米ゼネラル・モーターズが16日、2005年業績予想の下方修正を公表。海外 格付け機関による格付けの下方修正が相次ぎ、海外市場では、同社の現物債・CDSなど が急速にワイドニングした。国内市場では、金融子会社のGMAC(ゼネラル・モーター ズ・アクセプタンス)など一部サムライ債などに気配がワイド化する動きが出ているが、 投資家の売り急ぐ姿勢は観測されず、その影響は限定的にとどまっている。 CDS市場は期末に絡んだ取引が主体となり、2─3年など年限が比較的短いもので出 合いが多くみられた。 来週の一般債市場について、市場では、期末接近で基本的に動きにくく、閑散動意薄の 展開が予想されている。新発10年国債利回りが1.4%前半で推移し、「一段の金利低 下局面では、戻り売りが出やすい」(外資系証券)として、金利にらみの様相ともいえる が、来期を見据えた買い意欲など需給の底堅さも指摘されている。このため、クレジット ・スプレッドの大きな変化を読む関係者は少ない。 GMをめぐる一連の動きを受け、国内クレジット市場は大きく動揺するような気配はな いが、引き続き、海外市場の動向は注目点。GMAC以外のサムライ債については落ち着 きを取り戻しつつあるが、海外市場でGMの現物社債などが一段とワイド化した場合、G MACのサムライ債にも波及する可能性がある。市場参加者の間では現状、GMをめぐる 国内市場への影響を限定的にみる関係者が多いだけに、海外動向が投資家心理に悪影響を 及ぼすかどうかがポイントとされている。 CDS市場は、期末に絡むヘッジ・ニーズからプロテクションの買いが先行しやすい。 また、ワイド化傾向にある海外市場の動きもポイント。海外市場の影響を受け、邦銀ドル 建て劣後などにプレミアムがやや拡大する動きが見られているほか、「高プレミアム銘柄 を中心にワイド化の流れ」(国内金融機関)との声もある。こうした銘柄にプロテクショ ンの買い圧力が増すかどうか関心が寄せられている。 |
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