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2005年 3月11日(金) 20時43分

東南アジア株式=大半が値を消す、クアラルンプールは堅調


 [シンガポール 11日 ロイター] 11日の東南アジア株式市場は、大半の市場が上伸後値を消した。ただクアラルンプール市場では、ブローカーらが最近、銀行セクターの投資評価を引き上げたことを受け、前日比プラス圏を維持した。
 クアラルンプール市場 は0.24%高で引けた。シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI) は0.04%安。マニラ市場 は変わらずで終了。0918GMT時点で、バンコク市場 は約1%安。ジャカルタ市場は祝日で休場だった。
 シンガポール市場では、DBSグループ・ホールディングスやシンガポール・テレコム(シングテル)といった優良株に遅い段階で利食い売りが出たことが、米インテルの業績見通し上方修正を受けたハイテク株の上伸を相殺した格好。DBSは1.3%安、シングテルは1%安。ディーラーらによると、米インテルが第1・四半期の売上高と利ザヤの見通しを上方修正したことを受け、最近売られていたハイテク株に活気が出たという。半導体受託生産のチャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングが2.7%高。半導体関連のSTATSチップパックは2.8%高。
 クアラルンプール市場ではマラヤン・バンキングが約1.7%高、パブリック・バンクが0.7%高。ABNアムロ、JPモルガン、メリルリンチが最近、マレーシアの銀行セクターの財政の健全性と増益見通しを評価したことが好感された。メリルリンチは10日付の調査報告の中で、マレーシアの銀行は1997―98年のアジア金融危機以降で最も健全な状態にあり、不良債権比率はアジア金融危機後で最も低い水準にあることを指摘した。
 マニラ市場では、地場証券筋によると、世界的な金利の上昇が懸念される中、外国人投資家が市場へのエクスポージャーを減らしているとのうわさから、国内の個人投資家がグローバル・テレコムといった優良株を売り、取引前半の上伸を消したという。フィリピン中央銀行のブエナベントゥラ総裁が10日遅くに、議会が政府の経済改革案を承認すれば、証券投資の純投資額は今年、たやすく20億ドル台に乗せるだろうと述べたことが取引序盤では株価押し上げ材料だった。
 バンコク市場は、米原油価格が1バレル=53ドル近辺に下落したことを受け、エネルギー株に圧迫された。PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクションは大きく値を下げた。ディーラーらによると、外国人投資家が過去2営業日でタイ株を売り越していることが市場の地合いを弱めたという。
 
 


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