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2005年 3月11日(金) 19時4分
UPDATE1: 来週のクレジット市場=様子見のなか期末にらんだ売買も、CDSも横ばいか
<今週末の対国債スプレッド> 政保債(公営) 10年 4.0─5.0bp 利金債(みずほ)5年 7─ 8bp 地方債(東京都)10年 5.5─6.5bp 電力債(東電)10年 7─ 8bp -------------------------------------------------------------------------------- [東京 11日 ロイター] 来週のクレジット市場は、3月決算期末が近づくなか、 全般的な投資家の様子見姿勢が継続すると見られており、スプレッドは横ばい推移となり そうだ。こうした中で、決算をにらんだ調整売りも出やすい一方、新発債の起債一巡や、 来期を見据えた債券需要なども期待されている。クレジット・デフォルト・スワップ市場 も、基調的なタイトニングに変化は見られず、決算をにらんだプロテクションの買いが出 ても、ワイドニングは限定的と見られている。 今週は、3月決算期末を控え、盛り上がりに欠ける取引のなか、週前半は長期金利が1 .5%付近と高めの推移になったことなどを背景に、投資家による押し目買いの動きも散 見された。一方、決算をにらんだ益出し売りも見られ、基本的に閑散とした市場のなか、 売り買いも交錯した、という。こうした中で、地銀などの劣後債発行も引き続き見られ、 劣後債市場では、入れ替え売りも見られたが、スプレッドに目立った変化は見られなかっ た。 他方、9日夜、双日ホールディングス<2768><0#2768=JFI>が、傘下企業の双日<0#8004=JFI> に、商品取引における160億円の損失が発生したと発表。市場に警戒感も強まっ たものの、10日の取引で、双日ホールディングス<2768><0#2768=JFI>債はスプレッド を縮小させて出合いを付けた。 来週は、3月決算期末が近づくなか、全般的には、投資家の様子見姿勢が継続すると見 られている。もっとも、期末をにらんだ売り買いも続く可能性が大きく、益出しなどの売 りも出やすいと見られる一方で、「新発債の起債も減少し、債券需要がセカンダリー市場 に戻ってくる」(大手生保)との期待感も示されている。また、「来期をにらみ、新年度 資金が前倒しで入ってくる可能性もある」(国内証券)とされ、「需給的な環境は悪くな い。あとは債券相場の動向次第。ジリジリと相場が上昇するような展開になれば、投資家 も買いやすいのではないか」(UFJつばさ証券・投資戦略部チーフアナリストの小俣泰 浩氏)と見られている。 もっとも、「ここからさらにスプレッドがタイト化する状況にはない」(別の国内証券) のも共通認識で、スプレッドは横ばい圏での推移が継続する見込み。 起債ラッシュが終えんするなか、15日には東京都<0#0100=JFI>が10年公募債・80 0億円の条件を決定する。比較的人気の高い銘柄だけに消化に対する警戒感を指摘する声 は少ないものの、「予約状況はスロー。1.5%クーポンが確保できなければ、東京都債 といっても、投資家に敬遠される可能性がある」(さらに別の国内証券)との声もある。 また、政府保証債・地方債全般では、縁故地方債の発行に伴う引き受け金融機関からの 売りも指摘されているが、「相場が甘くなったところでは押し目買いもある」(別の大手 生保)という。こちらも、スプレッドに目立った変化はなさそうだ。 CDS市場も、プレミアムが横ばい圏で推移する見込み。期末を控え、ヘッジニーズに よるプロテクションの買いが一時的に強まる可能性もあるものの、「基調的なタイトニン グ圧力に変化はない。一時的にワイドニングした局面では、すかさずプロテクションの売 りに抑えられることになろう」(国内金融機関)という。 |
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