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2004年 3月 2日(火) 18時20分
東京円債市場・最終=大幅続落、入札結果を受けて急落後もみあい
●10年国債先物3月限(東証) ●10年最長期国債利回り(日本相互証券) 大引け 138.94 当日引け値 1.335% 上下レンジ 138.85―139.47 上下レンジ 1.355%─1.280% 寄り付き 139.39 寄り付き 1.285% 前日終値 139.64 前日引け値 1.255% イブニング 138.83─139.06 当日最終出来値1.340% -------------------------------------------------------------------------------- [東京 2日 ロイター] 10年国債先物3月限は、大幅続落。午後1時に発表され た10年利付国債入札結果が低調な内容となったことを受け急落。先物3月限は、約1カ 月ぶりに139円を割り込んだほか、10年最長期国債国債利回り(長期金利)も一時 1.355%を付け、前日に比べて0.10%急上昇した。売り一巡後は、長期債などに 最終投資家からの買いが入ったのを受け、値を戻す場面も見られたものの、買いの勢いは 乏しく、引けにかけてもみあいが続いた。 財務省が発表した10年国債の価格競争入札の結果は、最低落札価格は99円50銭、 最高落札利回りは1.356%となった。平均落札価格は99円92銭、平均落札利回り は1.309%。最低価格における案分比率は、75.6418%。応札倍率1.99倍。 10年債の応札倍率が1倍台となったのは、1.68倍となった2003年7月入札以来 8カ月ぶり。 テールが42銭と大きく流れるなど、「事前予想に対して大きくかい離」(UFJつば さ証券・シニアストラテジストの山下周氏)したことを嫌気して、先物3月限は一時、前 日比79銭安の138円85銭に急落。10年最長期国債利回り(長期金利)も同 0.1%上昇の1.355%を付けた。先物3月限の139円割れは、2月3日以来約1 カ月ぶりとなった。 市場では、日経平均が1万1000円を回復するなど株価が上昇基調を強めるなか、期 内の受け渡しで3月決算期末を控えた投資家の買い控えが鮮明になったことが影響した、 との見方が多い。「業者側も安く入手できればいい、という慎重な姿勢が強まった」(新 光証券・債券ストラテジストの三浦哲也氏)との声もあった。 UFJつばさ証券の山下氏は、「今回の入札不調をもって、金利が一方的に上昇する局 面を迎えるとは見ていないが、為替相場の円高一服や日経平均の上値追いの様相などが意 識される中、金利低下を下支えしてきた需給相場は一巡。適正なレベルへの修正が余儀な くされよう。長期金利は1.4%を軸に従来の1.2─1.5%レンジへと復帰するもの と見ている」とみている。 急落後の市場は、下値もみあい。先物3月限は、長期ゾーンに買いが入ったのをきっか けに、139円台前半まで値を戻す場面も見られたが、買いの勢いに乏しく、引けにかけ ては再び売り優勢となった。「急落後の店頭には、レベルチェックの打診が多く、投資家 の押し目買いの動きが出ていた」(国内証券)との声が聞かれるなど、生保などの最終投 資家の買いも見られたものの、追随した買いが見られなかった、という。 午前の市場は、株価が続伸歩調を保つなど株高への警戒感が増すなか、10年利付国債 入札への慎重なムードが台頭。現物長期ゾーン中心に軟調な展開となった。 |
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