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2004年 3月 2日(火) 17時44分

東京短期市場・最終=翌日物加重平均は0.001%、株高などで金先上値重い


 [東京 2日 ロイター] 2日の短期金融市場で、無担保コール翌日物は閑散とした取引が継続し、加重平均値が0.001%(速報ベース)となった。3月決算期末越えについても、目立った出合いは見られていない。きょうの10年利付国債入札が不調となり、長期金利が急騰したものの、短期国債市場は、あすの3カ月物FB(政府短期証券)入札を控えて様子見となった。ユーロ円金利先物市場は、株高・債券安を受け、期先にかけて上値の重い展開となり、中心限月2004年12月限は、前日清算値に比べて1ティック安の99.865で取引されている。
 日銀は朝方の金融調節を見送り、当座預金残高は、1日と比べて2000億円減少し32兆5000億円程度になる見込み。計算上の積み上幅も同額になる見通し。

 2日の無担保コール市場は閑散とした取引が継続。翌日物は0.001%の出合いを中心に、朝方から同水準での運用希望が出し残る状況となった。日銀によると、翌日物取引レートは、加重平均値が0.001%で、最低がマイナス0.010%(速報ベース)となった。
 あすは税揚げとなり、財政等要因が大幅な不足となる見込みだが、日銀による前日まで資金供給オペなどで、不足分は充足されているとみられており、トムネも静かな取引。決算期末月の3月に入ったものの、市場の現段階での期越え資金に対する需要は乏しく、目立った出合いは見られていない。

 短期国債市場は、あすのFB入札を控えて様子見。午後に入り、10年国債の入札結果が不調となり、長期金利が急騰したものの、短国市場への影響は限定的となった。ただ、市場では、債券市場の軟調な展開を受け、「これで、あすの入札の落札レベルは0.008%に切り上げられる可能性が一段と高まった。また、債券市場への配慮という観点からも、日銀は、先週に1回に減少させた短期国債買い切りオペを、今週は2回実施してくる可能性がある」(国内金融機関)との見方も示されている。
 なお、日本相互証券によると、あす入札の新発FB270回債の入札前取引は、出合いが見られていない。
 
 日銀によると、2日の資金需給は7500億円の不足。1日の日銀当座預金残高は32兆6700億円だった。

<ユーロ円金先>
 ユーロ円金先市場は、株高・債券安を受け、前日に続いて上値の重い展開。中心限月2004年12月限は、一時、今年1月29日以来となる99.860まで低下。午後5時過ぎ現在では、99.865での取引となっている。市場では、「朝方から株高を受け、期先を中心にヘッジ・ファンドと見られる向きからの売りが出ていた。ただ、基本的には、株高を受けて日銀への信頼が揺らいだわけではなく、1月20日の追加緩和以降の上昇相場の利食いが出ている、ということだろう」(都銀)との声が聞かれている。
 
 


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