モーニングスター
日経平均は83円安と続落、円高警戒で軟化=9日前場
2009年 1月 9日(金) 11時36分
9日前場の日経平均株価は前日比83円70銭安の8792円72銭と続落。朝方は8日の大幅安の反動もあって買いが先行したが、円高が警戒され、指数押し下げにつながった。先物に大口の売りが観測される場面では、下げ幅を103円に拡大した。オプション1月物のSQ(特別清算指数)推定値は8961円49銭。東証1部の出来高は9億5348万株(うちSQ分は概算9500万株)。売買代金は6804億円(同950億円)。騰落銘柄数は値上がり466銘柄、値下がり1127銘柄。
市場からは「8日は大幅安だったが、日足チャートでは年末年始の『マド』を埋め切れていなかったため、売りが優勢となってもおかしくない相場だった。今晩の米雇用統計や、週明けの米企業決算などが警戒されるが、米政策期待が剥げ落ちたわけではなく、底堅い相場という意識は変わらない。これまでのような強気な姿勢は取りづらいが、ジリ高基調は続くとみている」(中堅証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中、25業種が下落。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株や、住友ゴム <5110> 、浜ゴム <5101> などタイヤ株に売りが先行。ファナック <6954> 、アドバンテス <6857> などハイテク株も下げ基調。自動車保険収入の減少が嫌気され、損保ジャパン <8755> 、東京海上 <8766> など保険株も安い。
半面、09年2月期第3四半期の好決算を発表した7&iHD <3382> やローソン <2651> など小売株は上昇。日清粉G <2002> 、明治乳 <2261> など食品株も物色された。日本紙 <3893> 、特種東海 <3708> などパルプ・紙株も物色され、中外薬 <4519> など医薬品株もしっかり。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社