2008年 7月 4日(金) 16時42分
テルモが続伸――「カテーテル」海外生産の拡大を進める
テルモ <4543> が続伸。一時、100円高の5740円まで買われた。引けは90円高の5730円。
欧米とベトナムでカテーテル(医療用細管)の生産を始める、と4日付日本経済新聞が報じたことが材料視された。
同社によると、報道内容は08年5月に発表した中期経営計画「Phoenix2010」(09年3月期〜11年3月期)に沿ったもの。同計画では、「欧米・アジアでここ数年2ケタ増収が続く『カテーテル』に注力する」という方針のもと、これまでは日本からの輸出が中心だったカテーテルの海外での生産を拡大する方向を打ち出している。ベトナムでは、08年5月に操業した点滴システム生産工場を活用する方向。すでに現地生産を始めている欧米では一段の拡大を進める。同時に国内では、09年にも予定している愛鷹工場(静岡県)新棟の操業開始により、生産能力を倍増する方針。これらの施策により、カテーテルを含む「心臓・血管領域商品群」の売上高を11年3月期に1770億円と、08年3月期比で4割以上増やす計画だ。
[ 株式新聞ダイジェスト ]
提供:モーニングスター社