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株式新聞社
2007年11月 7日(水) 8時34分

中村孝也のIPO診断=地合いは着実に悪化も1点だけ光明

 11月6日の新興市場は軟調。ジャスダック平均、J―Stock Index、東証マザーズ指数、ヘラクレス指数、FINDEX指数(フィスコとフィスコ アセットマネジメントが開発・詳細は http://fisco.jp/findex/index.html 参照)は、全指数ともに前週末比マイナスとなりました。特に東証マザーズ指数の調整は厳しいものがあります。ACCESS <4813> のストップ安が影響しました。米グーグルが携帯電話市場に本格参入すると報じられたことが売りのきっかけとなったようです。売買代金はジャスダック市場が前日比43.3億円減の329.9億円、東証マザーズ市場が同237.2億円減の583.7億円、ヘラクレス市場が同93.9億円増の322.0億円、3市場合計で同186.5億円減の1235.7億円となりました。
 指数の調整率が大きくなり、直近IPOもほぼ全滅です。新興市場の地合いは、着実に悪化しているようにも見えます。ただし、1点だけ目を引く部分がありました。売買代金の低下です。昨年以来の調整局面においては、6日程度の調整となれば売買代金が増加したものです。改めて売り直されているという状況でした。調整局面における売買代金増は売り圧力が強まっていることを意味していますが、今回はそれが観測されていません。メディカルシステムネットワーク <4350> など業績が極めて良好な銘柄の高値更新も、数こそ少ないながら依然として観測されています。強烈な売り圧力が新興市場全体を覆っているという状況にはないのでしょう。
 (株式会社フィスコ シニアアナリスト)

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:株式新聞社


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