|
2006年 4月27日(木) 15時47分
重要イベント控え、伸び悩み商状も、平均株価は58円高と3日続伸=東京株式市場・27日後場
27日後場の東京株式市場では、伸び悩み商状。好業績株物色が続き、平均株価は午後2時18分に1万7162円38銭(前日比106円45銭高)まで値を戻す場面があった。その後は利益確定売りや、ポジション調整売りに押され、上げ幅を縮小した。大引け後のソニー決算、あすの3月全国消費者物価、同月鉱工業生産指数、日銀「展望リポート」(経済・物価情勢の展望)、さらに現地27日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言など重要イベントが目白押しで買い手控えムードに傾いた。平均株価は終値で前日比58円61銭高の1万7114円54銭と3日続伸した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり837、値下がり723。出来高は16億4881万株。売買代金は2兆4532億円。東京外国為替市場では、1ドル=114円台後半(前日終値は115円24銭)で取引されている。
1対2株式分割を発表したホンダが上場来高値圏を、日産自は年初来高値圏をそれぞれ維持。ダイハツ、富士重が底堅く、トヨタ、スズキは小高い水準を保つなど自動車株が継続物色された。出来高トップの三菱自もしっかり。住友ゴム、ブリヂス、浜ゴムなどのタイヤ株も堅調に推移した。ハイテク株では、今3月期連結で最終47%増益見通しの日立や、TDK、東エレクが上値を慕い、ソニー、シャープは値を保ち、今3月期連結で最終9%増益見通しのリコーや、松電産、イビデンも底堅い。今3月期連結で2ケタ増益、増配予定のスタンレーは上場来高値圏を維持した。三菱UFJ証、大和証G、日興コーデ、野村、SMBCフレ、岡三などの証券株も堅調。05年度リース取扱高2.8%増を受け、興銀リース、住商リース、芙蓉リースなどのリース株が引き締まり、武富士、アイフル、三洋信販、プロミス、OMCカードなどノンバンク株も広範囲に物色された。住友不、三井不、菱地所、住友販売、ゴールドクレなどの不動産株も高い。ソフトバンクは甘いが、ヤフーはしっかり。個別では、前3月期連結業績推定と配当増額の日機装が前場ストップ高後に同値比例配分。好業績のスピンドルは年初来高値を一気に更新し、東証値上がり率トップ。不動建と10月メドに合併のテトラが合併比率にサヤ寄せする形で上昇し、シルバ精、グラフテク、シャディなども値を上げた。
半面、NY原油先物安を受け、今3月期連結で経常56%減益見通しの新日石をはじめ、コスモ石、AOCHDなどの石油株が甘い。JFE、新日鉄、住金、神戸鋼などの鉄鋼株も軟調。今3月期連結で大幅減益見通しの大製鉄は主力の大証で一段安に値下がり率トップ。三住海上、損保ジャパン、日本興亜、ミレアHDなどの損保株も売られた。個別では、過去に不適切な会計処理があり、監理ポストに割り当てられた蝶理が前場ストップ安後も戻りは鈍く、東証値下がり率トップのまま。今3月期連結業績見通しがコンセンサスを下回った資生堂、今3月期連結で純利益横ばい見通しの松電工IS、前3月期連結利益推定を下方修正したティラドなども安い。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:株式新聞社
|