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2005年 3月23日(水) 15時49分

引けにかけ下げ幅縮小も、平均株価は102円安と大幅続落=東京株式市場・23日後場

 23日後場の東京株式市場では、お昼の立ち会い外バスケット取引でやや売り決め優勢となった流れを受け、平均株価は一時1万1681円16銭(前日終値比160円81銭安)まで下落したが、その後は引けにかけ下げ幅縮小の動きとなった。海外ファンドによる主力株売り一巡が指摘されたほか、下値到達感から押し目買い機運に傾いた。ただ、米インフレ圧力に伴う一段の米金利上昇が警戒された上、国土交通省が午後5時に発表する公示地価を見極めたいとの空気もあり、一気に引き戻す展開には発展しなかった。平均株価は終値で前日比102円85銭安の1万1739円12銭と大幅に続落した。東京外国為替市場では、1ドル=105円台前半(前日終値は104円92銭)で取引されている。東証1部の騰落銘柄数は値上がり399、値下がり1151。出来高は17億5303万株。売買代金は1兆5792億円。
 三住海上、損保ジャパン、ミレアHD、ニッセイ同和、富士火、T&DHDなど生損保株が総じて安値ゾーンで停滞し、東証の業種別株価指数で値下がり率トップ。三菱東京、UFJ、三井住友、みずほなどの大手銀行株も引き続きさえず、地銀株にも安いものが目立った。大和証G、野村、岡三、SMBCフレ、水戸証などの証券株も軟調に推移。三井不、菱地所、住友不、東建物、ダイヤシテなどの不動産株は停滞し、三菱倉、三井倉、渋沢倉、上組などの倉庫・運輸関連株も安い。東急、京急がジリ貧となり、JR東日本、小田急、京王が安値圏で推移するなど電鉄株も軟調。買収防衛策として500億円分の増資枠を設定したフジテレビは下げ幅を縮小したが、テレビ朝日、日テレ、テレビ東京など他の放送株は引き続きさえない。主力ハイテク株では、ソニーが強含み、TDKは値を保った。アドバンテスも下げ渋ったが、京セラは伸び悩み、NEC、松電産が甘く、大証主力のロームや、キヤノンは停滞した。大手自動車株では、トヨタが小幅高に転じたが、ホンダ、日産自は小安いまま。住金、新日鉄、神戸鋼、日新鋼などの鉄鋼株も軟調。NY原油先物安を受け、帝石、石油資源、国際石開、ガス開などの資源開発株や、新日石、昭シェル、東燃ゼネ、AOCHDなどの石油株も引き続きさえない。ソフトバンクは変わらずだが、ヤフーは強含んだ。個別では、22日ストップ安比例配分の生化学が値下がり率トップ。含み資産・愛知万博関連の松坂屋、丸栄が利益確定売りに一段安。05年2月期単独業績推定で16億円の赤字となったタカキューや、長谷川香、東都水なども安い。
 半面、新中期経営計画が評価された郵船や、共栄タンカが次第高となり、商船三井、太平海がプラス転換するなど海運株が買い直された。ニチロが新値取りに進み、日水が小高くなるなど水産株の一角も引き締まった。日電硝子、ガイシ、特殊陶などガラス・土石株の一角も底堅い。個別では、業績急回復期待の佐世保重が出来高、値上がり率ともにトップ。米社との抗HIV薬ライセンス契約を好感したJTは伸び悩んだが、値上がり幅ではトップ。あと、木村化、東海染工、第一パン、ブックオフ、エディオンなども高い。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:株式新聞社


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