時事通信社
ドル小動き、92円台前半=米雇用統計控え持ち高調整〔東京外為〕(5日午後
2008年12月 5日(金) 17時7分
5時)
5日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は小動きだった。同日夜に発表される11月の米雇用統計を前に、持ち高調整の売買に終始した。午後5時現在は1ドル=92円23―26銭と前日(午後5時、92円82―85銭)比59銭のドル安・円高。
ビッグスリー(米3大自動車メーカー)救済に不透明感が強まった海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは下落して始まった。日中は、週末であることや米雇用統計の発表を控えて、取引は低調。92円台半ばを中心として小幅な値動きだった。
11月の米雇用統計は、これまで発表された米雇用関連指標の低調さを背景に、大幅な悪化が予想されている。市場では「米雇用統計の1時間半前に発表される、11月のカナダ雇用統計に注目する」(為替取引業者)との声も聞かれた。「米国とカナダは貿易などで密接に関係しており、米雇用の先行指標として材料視したい」(同)という。
また「(クリスマス休暇の海外勢が戻る)年末から年始に、ドル円は90円を割り込む展開が予想される」(米系銀行)と、今後一段の円高を予想する声も聞かれた。ただ「円が最高値を付けた1995年当時も、一度88円近辺で下げ止まっている。今回も、90円を割り込んでも円高が一気に加速するとは限らない」(同)との指摘もあった。
ユーロは対円、対ドルで上昇。午後5時現在、1ユーロ=117円74―78銭(前日午後5時、117円43―48銭)、対ドルで1.2762―1.2765ドル(同1.2653―1.2656ドル)。(了)