2008年 5月15日(木) 17時7分
ドル反落、104円台後半=対ユーロ下落に連動〔東京外為〕(15日午後5時)
15日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、対ユーロでの下落に連動し売りが優勢となり、反落した。午後5時現在は1ドル=104円80―83銭と前日(午後5時、105円15―18銭)比35銭のドル安・円高。
ドルは前日発表された米消費者物価指数が市場予想を下回ったことから、同国の利下げ打ち止め観測が広がり朝方から午後にかけて105円台前半を中心に推移した。しかし夕方になりやや値を下げ、104円台後半で取引された。
市場では「ユーロ圏経済をけん引する第1四半期の独国内総生産(GDP)が好調だったので、ドルは対ユーロで売られ、つられて対円でも値を下げた」(欧州系銀行)との声が聞かれた。しかし市場参加者は金利差への意識を強めており、「ドルは対ユーロで大きく下落したものの、低金利の円に対しては下げ幅は限定的なものだろう」(同)という。
また「独GDPは事前の予想を大きく上回るもので、サプライズと言える」(米系銀行)との見方もあった。ただ「15日はユーロ圏内GDP、米鉱工業生産発表やバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演も控えており、現時点では内容を見極めようと材料待ちの姿勢の参加者もいるようだ」(同)という。
ユーロは対円で上昇。午後5時現在、1ユーロ=162円69―72銭(前日午後5時、162円07―10銭)、対ドルで1ユーロ=1.5521―1.5524ドル(同1.5413―1.5416ドル)。(了)