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時事通信社
2008年 4月30日(水) 19時47分

利上げ凍結、長期化へ=日本経済「08年度前半は減速」−日銀

 日銀は、30日公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、経済の実力に比べ低過ぎる金利を引き上げていく「金利正常化」路線の一時凍結を事実上表明した。白川方明総裁は同日の会見で、金融政策について「経済の不確実性が高い状況で、特定の方向性を持つことは適当でない」と強調、これまでの利上げ方向を「中立」に見直した。利上げ凍結は長期化する見通しだ。
 日銀は、2008年度の日本経済に関し「前半は減速が続く」との姿を描いた。特に「下振れリスクを意識した」(白川総裁)としており、機動的な金融政策により、場合によっては利下げの検討も排除しない意向を示唆した。
 日銀が下振れ要因として強調したのは、輸出依存度が高い日本経済にとって重要なカギを握る世界経済と、エネルギー・原材料価格の動向だ。低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題に揺れる米国だけでなく、好景気に沸く中国が経済の過熱を抑える政策を強化し、成長が鈍化する可能性にも言及した。 


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